【ベトナムの都会VS田舎】ホーチミンとフーコックをいくつかの視点で浅く比較してみました

こんにちは、とうとうフーコック島に移住してきました。

ということで、今回はホーチミンとフーコックの比較をテーマにしてみました。

ホーチミンに2年ちょっと生活していたのですが、現在フーコックというベトナム南部の離れ小島に移住してきました。フーコックはベトナム最後の秘境とか楽園とか言われたりしてますが、僕なりにぼんやりと感じることを書いてみます。

ゆったりとスローライフを連想しがちなリゾート地(田舎暮らし)ですが、生活のことを考えるとホーチミン以上に不便なことがありそうです。今回は、ベトナムの都会VS田舎と題しましたが、僕が改めて感じたフーコック暮らしの魅力や問題点、さらには家賃や物価について自分なりに考えてみました。

フーコックはリゾート地といってもハワイやグアムとは似ても似つかぬ場所ですが、将来的にリゾート地で余生を満喫したい、暮らしたいと思っている方は、参考にしてみてください。

とは言っても、僕はフーコック、ベトナムで骨を埋める覚悟はなく本音を言うと早く日本に戻りたいです……

□ 目次
1. はじめに
2. 家賃
3. 生活費
4. 物価
5. 建設物
6. お店
7. 人々
8. 自然
9. まとめ

1. はじめに

・ホーチミン

ホーチミン市といっても広いので、直近で住んでいたホーチミン2区を基準にします。人口は約14万人(2010年調査)で自宅から中心部の1区まで行くのにタクシーで20分程度かかりました。

・フーコック

田舎は、フーコックのDuong Dong区を基準にします。勝手に田舎と言いましたが、人生で最も田舎に住んでいる自信はあります。人口はフーコック全体で約10万人で、自宅から中心部の観光エリアに行くのにタクシーで10分程度かかります。観光都市としてのPRのおかげで、観光客は年間約300万人と言われてます。5年前は、年間20万人だったとのことなので大きな変化ですよね。

2. 家賃

・ホーチミン

昔は最も貧しいエリアの一つだったためか未だにたちんぼがいたりしますが、現在は開発が進んでおりインターナショナルスクールや高層マンション・住宅が建設されており外国人が多いエリアです。僕が住んでいたマンションで2LDKのプール、ジム付きで21,000,000VND(約11万5千円)くらいでした。上を見れば総合商社の家族連れが住む90,000,000VND(約45万円)がありますが、家賃相場は2LDKであれば約7万円から11万円程度出せば、プール、ジム付きのマンションに住めると思います。

・フーコック

タワーマンションは勿論ありません。リゾートホテルに住む以外は、プールもジムをありません。家賃相場は、3LDKで月平均6,000,000VND(約3万円)から8,000,000VND(約4万円)程度です。庭があるので、ペット連れには嬉しいです。

3. 生活費

・ホーチミン

▶日本人街のレタントンにいくとこのありさまです

南国なので、光熱費は田舎と同等もしくはサービスアパートメントで電気代込であれば安くつく場合があります。高くつくのはおそらく外食産業が無駄に発展しているので、韓国料理や日本料理を食べに行ったりカフェで出費する外食費と、人付き合いが多い方は交際費がメインで今思えば嬉しい出費です。

・フーコック


▶現在の主食となっている戦利品

インド料理のチェーン店であるGaneshを除いて外食チェーンは一切ありません。たまに日本食をおいているローカルレストランがあったりしますが、味付けは最悪で食べられたものではありません。笑

海辺なので海産物は勿論美味しくて、ホーチミン市よりも値段は安いですが毎日海鮮BBQを呑気にできません。僕はベトナム料理(ベトナム麺やライス)が食べられないサークルに陥ってしまったので、主食はホーチミンから月1で調達するカップラーメンとチョコチップクッキー、果物になりました。フーコックのストリートフードは1食20,000VND(約100円)なのでこれを問題なく飽きずに食べられれば安くつきます。ただし、ストリートフードでもホーチミンよりも質、バラエティは断然劣ります。

4. 物価

・ホーチミン

▶まとめ買いができるメトロ

都会では市場の競争原理が働いているせいか薄利多売なので、ホーチミンの方が圧倒的に安いです。選択肢も豊富です。メトロやコープマートなどの大型スーパーや、コンビニが点在しているので基本的に一店舗で全て買い揃えることができます。

・フーコック

▶ほぼ毎日通いつめる消費財の量販店

基本的に大型量販店と呼べる規模のスーパーはありません。2店舗見つけましたが、ホーチミンに比べると圧倒的に品揃えも少なく、高いです。外国に行くとよくありがちなPEPSIのペットボトルがホーチミンではよく行くSATRA Martで7,000VND(約35円)だったに対して、フーコックでは10,000VND(約50円)でした。

個人経営のお店が多く、店内をチェックしてから入店したり何店舗もはしごで回らなければならないのも超不便です。ホコリをかぶった製品もよく見かけるので賞味期限や有効期限をチェックして買わなければなりません。

5. 建設物

・ホーチミン

言わずもがな発展途上国なので、高層マンションやオフィスの建設が至る所で行われてます。住んでいる通りには、メトロが2020年に開通予定とのことで政府指導の大型プロジェクトも進んでます。

・フーコック

こちらは、リゾートホテルの建設ラッシュの最中かよく大きな建物の骨子をみかけます。2017年には国際貿易港ができる予定です。一つ面白いのは韓国のODAと民間企業の資本でめちゃくちゃ大きな縫製の専門学校の建設も進んでいるようです。

6. お店

・ホーチミン

頻繁に新しいお店に変わる印象があります。家の近所のカフェがサロンになり、その後旅行会社の事務所に変わってしまいました。個人経営のお店が潰れてFamily MartやMini Stopができたりしてます。

町もお店もせかせかしている印象ではあります。

・フーコック

個人経営店が多く、どのお店も混雑していないので助かります。コンセントのアダプタを専門に取り扱うお店もあり、あまりに人が入っていないので多少心配したりもするくらいです。レストランは店員さんも少なく、すぐに食べ終えたお皿を下げられたりしないので、印象はいいです。

しかし、個人経営店が多いせいか大雨の日はお店を19時に閉めたり、移住初日にいったベッド・マットのお店は赤ちゃん産まれたばかりだからという理由で、18時には最近閉店しているというのは困ります。

南国らしく好きですが。笑

7. 人々

・ホーチミン

謎に人が密集しているので、商売気のあるバイタクや宝くじを売ってる老人、娼婦などに町を歩いていると声をかけられます。中心部を歩いていると、無駄に日本人のおやじに声をかけられることも多く何もやっても目立ちます。

・フーコック

▶よく水牛が道路を横断していますが誰のものか不明

未だバイタクに声をかけられたこともなく、日々平穏です。人が少ないというのは店舗スタッフや工場ワーカーの採用には苦労しますが、非常に住みやすいです。日本人も観光客を除いては、移住者とかいるんでしょうかねというレベルです。基本的に町の至る所に欧米人観光客はよく見かけ、”you know how to get there?” や”where can I get bus ticket for Vin pearl”などはよく尋ねられます。

8. 自然

・ホーチミン

「ホーチミンの空気が綺麗」や「ホーチミンの空が澄んで見える」なんて一度も思ったことはありません。寧ろ排ガスの臭いでやられそうでした。

・フーコック

▶無駄によく行って長居するレストランカフェのMango Bay

雨季なので星があるか否かはわかりませんが、緑が多いです。海があります。バイクが圧倒的に少なく、野外で深呼吸ができます。バッファローさんが道を横断されていることも珍しくなく、面白いです。

いろんな機会を失って、見ず知らずの土地に一人でいると時々寂しい気持にはなりますが、大海を見渡していると、不安が多いせいか機械が爆発して手がなくなったり、ベトナム人のセキュリティーにこんな商品無料でもいらないと言われる「夢」を見たりしますが、“失敗してもいいからこのまま行けるところまで行こう”という決心がつきます。

9. まとめ:ホーチミンの方が圧倒的にいい?

「衣」、「食」に関しては圧倒的にホーチミンに軍配があがります。「住」も個人的にはホーチミンの方がいいですが、同じ平米数で安く住めるのであればフーコックの方が金銭的には軍配があがります。

ホーチミンが住みやすいとは考えたことはありませんでしたが、ベトナムの田舎に引っ越して良さが始めてわかりました。特に「食」に関しては、衰弱しそうな程食べないし、栄養が偏っている気がします。

仕事に関しては、スマホさえあればメールもチャットもホーチミン、ハノイのメンバーとできるので全く問題ありません。

老後であれば、スローライフに身を委ねてフーコックのようなリゾート地に移住すれば長生き出来るかもしれません。辺に外的刺激もなく、競争環境からフリーになれます。

ただし、僕は若いときはやっぱり都会に住みたいです。