ベトナムフーコックでお土産やさんを経営している人のはなし

24歳で日本を飛び出し、ベトナム生活も3年半が経過!ベトナムフーコック島でシーフード加工の製造会社とお土産さんを2店舗経営しています!目指すはフーコック発!ベトナムシーフード加工会社の頂点です。このブログでは、フーコックでの経営の話や生活、観光情報などおもしろ可笑しく「ゆるく」更新していきます!

水産卸売業者さん必見!ベトナム産魚介類って安いって聞くけど卸売相場ってどのくらいなの!?

 こんにちは、SAVOURY SEA GIFT代表の山本です。2号店のオープンを目指して怒涛の追い込みをかけてます。時間でカバーできると常々思ってましたが、取引業者の都合もあり中々起ち上げというのはスムーズに運びませんね。。。

 

 ベトナム南部は雨季に突入し、こちらフーコックも毎日スコールに見舞われいます。フーコックもホーチミンと同じくベトナム南部の気候帯に属すようなのでこれから観光の閑散期に入るようです。。。

 

さてと、、、

 

 今回は、「新鮮なベトナム産シーフードの買い付け相場」をネタにしたいと思います。言わずもがな、日本市場向けにも水産加工会社や大手寿司チェーン店などへはベトナム産のイイダコ、シャコエビ、ミミイカ、白えび、ブラックタイガーなどは大量に輸入されております。

 

目次

1. 拡大するベトナム水産市場

2. 新鮮なベトナム魚介類の卸売相場をご紹介します!

3. 最後に

 

1. 拡大するベトナム水産市場

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 ベトナムの水産物一人当たりの年間消費量は26.1kgで、日本の60.8kgと比較すると半分にも満たないです(出所:Euromonitor)。ベトナムでは水産物は高いという印象があり、消費者は一定の所得者層に限定されている印象です。ただ、ベトナムでは魚を食べる食文化は昔からあるので、消費量拡大のポテンシャルを秘めた国ではあります。

 

 フーコックが属すキエンザン省ではRach Giaという地方が南部随一の水揚げ量を誇っており、聞くところでは総合商社の食品部門との取引もされてるそうです。ただ、キログラム当りの相場は大体どに漁港でも統一されてました。

 

 一般的なベトナムの水産物の流通経路は、「漁師→一次代理店→(都会では流通業者→二次代理店が入るケースがあります)→路面店→家庭」になっており、クール便のないベトナムでは当然鮮度は落ちてしまいます。今まで鮮度ってあまり気にしてませんでしたが、イカやタコの軟体動物では鮮度が落ちてくると水分含有量が増えて肉質が柔くなってしまう、エビは頭部が抜け落ちるなど鮮度という概念を意識するようになってきました。

 

 当初は、漁師との直接取引を行うことで「より新鮮な海産物を適正価格で取引先の漁師さんに多くの利益があるような仕組み作り」を仕掛けようとしましたが、1. 数名の漁師さんとの取引では、買い付け量に制限がかかってしまうこと、2.代理店との契約を度外視するビジネス上の慣例に則らない取引形態、3. 支払いが困難ということで断念しました。

 

 それにしてもこんなバナナボートのようなもので沖合漁場にいって、時化てたら沈没しないか不安になるような漁船ばかりですね。

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2. 新鮮なベトナム魚介類の卸売の相場をご紹介します!

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 サイズ・取引時期・契約形態(取引量、1社専属契約や関係性)などによって多少の価格変動はあですが、こちらが1次代理店さんとの取引額の目安です。他にも、カツオ、あじ、さばさんなども取扱品目にありましたが、当社では使用しないので値段聞くの忘れちゃいました。

港行くついでがあれば、青物と呼ばれる魚の取引学も聞いて、編集しときます。笑

 

1. 白エビ

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 バナメイ、芝エビとかいう呼び方もあるようで、日本のスーパでは冷凍でよく置かれてるやつです。

 

価格: 150,000 VND/kg (約750円)


 殻付きであれば、大体40匹から45匹くらいが1kgです。一般的なサイズのもので茹でると回転寿司で見かけるくらいのサイズになるものです。

 

2. シャコエビ

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 カマキリのような鋭い前足を有してるやつです。回転寿司や特大サイズのものは高級料亭や中国料理に使われてます。

 

価格: 40,000 VND(約200円)

 

 殻が重いので、殻付きであれば1kgは大体30匹くらいになります。ただし、回転寿司にあるような小型のもので大型サイズは高級食材として取引されるのでkg単価も跳ね上がります。ベトナム人はフライにして食されるようです。

 

3. イイダコ

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 平均サイズ20cmくらいの小ぶりのタコ。煮付けやしゃぶしゃぶとして食されてますね。

 

価格: 70,000 VND/kg(約350円)


 墨袋を取り除いてくれて、1kgは大体30匹から32匹くらいになります。年魚っぽいですが、時々年がたまりましたねっていうくらいの大型イイダコが混入されてる時があります。

 

4. ヤリイカ

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 胴長1cm弱の個体から大型のものになると40cmを超えるくらいの個体までいます。

 

価格:150,000 〜 200,000 VND/kg(約750円〜1000円)※サイズによって異なります。


 2タイプ取引しており、胴長15cm弱の個体で10匹から12匹くらいが1kg。胴長40cm弱だと1kgで2匹です。味、肉質とも日本のスルメイカと似ており一見区別するのは難しいです。

 

5. 乾燥イワシ

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 加工のスピードが遅い、天日干しのせいか?日本のいりこよりも魚臭さが残ってます。出汁用途に使ってますが、何とか改善したいです。

 

価格: 200,000 VND/kg

 

 個体数は数えてませんが、大量です。内臓と頭をとってから出汁を出さないとかなりの苦味が後味に残ってしまいます。日本の市場にも安価で販売されてるそうですが、購入しない方がいいと思います。

 

6. こち

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 日本ではこちロールとかの加工品で販売されてます。原魚はタラのような白身で鮮度が落ちやすく、水揚げ後はすぐに日干し乾燥されます。

価格: 150,000VND/kg(約750円)
※乾重量で記載

 

7. いりこ(日本クオリティ)

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 こちらは、当社オリジナル商品で漁協さんが特別つくってくれています。日本のいりこと遜色ないクオリティで当社の売れ筋No.1の商品群です。来年からは本格的にホールセールオーダーも狙っていきます。

 

価格: 270,000VND/kg(約1350円)

 

3. 最後に

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 最後に代理店のタムさん。ベトナムには農学・水産学いう分野がまだ未発展なようで、基本的に「旬」という概念がなく、旬を聞くと「無い」という答えが。。。ただ、年間を通して水揚げ量に変動があるから時期によっては安くなる時期があるとか。まあ、それが旬なんだけどと思いながら。。。

 

 当社では、ミミイカやイイダコ、白えび、こちなどは海鮮せんべいや干物に加工しております。新鮮な魚介類をすぐに腸抜き、加工を行なっているため品質には自信があります!

 

 ナイトマーケットで新鮮な魚介類をたくさん食べる前に味見もございますので、是非当店へも立ち寄りください。

 

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基本情報
店舗名 KING MART(キングマート)
住所
●1号店 78 Bach Dang street, Duong Dong, Phu Quoc
●2号店 98 Bach Dang street, Duong Dong, Phu Quoc
営業時間
●1号店15:00〜22:30 ●2号店 9:00〜23:00